米国においては、死者が発生した自動車事故において運転者から検出されることのある物質の1位がアルコール、2位がマリファナである。しかし、これは米国での大麻使用状況(人口の40%以上が過去に大麻を経験) を鑑みれば当然のことであり、統計学的に大麻を使用した運転者は平常時に比べ事故を起こしやすいとは言えず、このことを裏付ける研究が多数存在します。 特に近年は欧米政府機関により、同様の趣旨の報告が相次いでいます。規制が緩和され、多くの人々が大麻を嗜む状況では、政府が運転に対する影響を調査することは当然であろう。 英国運輸省による報告書は「平常時とは異なるが、必ずしも事故につながる技能的な障害があるとはいえない。」としています。米国運輸省やカナダ政府違法薬物委員会からも同様の報告があります。また、英国国会貴族院科学技術委員会の報告書では、アルコール使用者は平常時よりも危険な運転をする傾向があることに対し、マリファナ使用者は危険を回避しようと低速で注意深く運転する傾向にあり反応時間や運動能力の低下を相殺するため、直接的に事故の増加にはつながらないとしています。